予防医療

あなたに合った水を選ぶ方法 

3/23.おはようございます。
春の陽気が続く今日この頃。
皆様、いかがお過ごしですか。
 
昨日は、水の健康と美容についてお伝えしました、
今日は【あなたに合った水を選ぶ方法】をお伝えします。
水は大きく分けて2種類の硬度があります。
 
軟水 硬度 0~178mg/L未満
特徴
●まろやかで飲みやすい
料理など素材の味を損なわない
コーヒーやお茶などの飲料と相性がいい
赤ちゃんの粉ミルクを作るのに適している
 
WHOの基準では硬度が60~120mg/L未満の水を中軟水、0~60mg/L未満の水を軟水と分類しています。
まろやかで飲みやすく、美味しく飲むことができます。日本の水道水もこの分類です。
硬水に比べて、ミネラルが少なく、胃腸などの身体への刺激も弱いことも特徴の1つ。
毎日の水分補給やダイエットにはこちらがオススメです。
 
期待される軟水の効果
疲労回復
美肌
日々のダイエット
運動中
 
硬水 硬度 357mg/L以上★
特徴
ミネラル補給強化したい方にオススメ
便秘が続いている方
●味に苦味がある為、味の面でも軟水を選ぶかの分かれ道になる
硬度が高い水のことを硬水と呼びます。
硬度は、カルシウムとマグネシウムの含有量を示す指標で、硬水の基準は国によって違いますが、WHOの基準では120mg/L以上の水が硬水に分類されます。
カルシウムやマグネシウムは、うまみ成分のグルタミン酸と結合することによってアクに変わり、料理の味を低下させてしまうので、料理には適していません。
しかし、硬水はミネラル分が豊富なため血液の流れを改善する効果があり、一時的な便意解消にも役立ちます。
飲み過ぎは逆に腸の動きを一気に変化させてしまう為、下痢になってしまうなどの心配もありますので、必要なときにうまく飲む事がポイントになります。
 
期待される軟水の病気予防や状況による効果
●脳梗塞
●心筋梗塞
●妊婦さん産婦(ご出産後の方)さんのカルシウム不足時
●運動時に不足するミネラルの補給

※硬度に関しては、理化学辞典を基に計算

●178mg/L以上357mg/L未満は「中硬水」としています

●0~100mg/L未満を軟水、100~300mg/L未満を中硬水、300mg/L以上を硬水とする基準もあります。
 
 

水分補給のタイミング

(1)のどの渇きを感じる前 
(2)空腹時 
(3)就寝前と寝起き 
(4)汗をかく前 
(5)汗をかいた後 
(6)入浴後
 
水分補給のポイント
冷たい水は運動後体温が上がっているときに体内環境を整える為に適しています。
他のシーンにおいては出来るだけ胃腸の負担が少なく体に優しい常温の水にしましょう。
 

ミネラルウォーターと天然水の違い

ミネラルウォーターは天然水から作られています。
天然水との違いは、作られる過程。
天然水:特定の水源から採取された水を、沈殿・ろ過・加熱殺菌以外の処理を行わずにボトルに詰めたもの。
ミネラルウォーター:天然水を原料にミネラル分などを加工・調整したものです。
 
ミネラルウォーターの4分類
農林水産省が定める「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」により、4種に分けられます。
 
ナチュラルウォーター
特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの。
ナチュラルミネラルウォーター
ナチュラルウォーターのうち鉱化された(ミネラル成分が水に溶解している)地下水を原水としたもの。
ミネラルウォーター
ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、品質を安定させる目的等のためにミネラルの調整、ばっ気、複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォーターの混合等が行われているもの。
ボトルドウォーター(飲用水)
ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター及びミネラルウォーター以外のもので、
水道水や蒸留水、純水などにミネラル分を添加したものは、「ボトルドウォーター」のミネラルウォーターとして販売することが可能です。
 
天然水に当てはまるのは、ナチュラルウォーターとナチュラルミネラルウォーターのみ!
 
いかがでしたか。
 
自分の体の短期的な効果を期待するのか、
長期的に美味しい水を飲み続けたいのかで選ぶ水の選択。
値段も様々ですが、水の特徴を知って、用途分けすることも1つの手段♪
経済面も調べつつ、
健康につながる水選びが理想的ですね。
 
今日も素敵な1日を。

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