2/6.おはようございます。
都内はここ数日冷え込み、マイナス気温日も見られています。
皆様、体調はいかがでしょうか。
さて、今日2月8日は海苔の日★
海苔はおにぎり、海苔巻きなどの日本で昔から愛されている食べ物に使われていますね。
このように、様々な方法で摂取できる食材で、
●巻く
●まぜる
●ちらす
●焼く
などの手段でお料理に使える優れもの★
特に、妊婦さんや、産婦さん、お子様(子供さん)には手軽に食べれてオススメの食材です。
今回はこの海苔の歴史や栄養について書いていきます。
古くから食されてきた「のり」の歴史
海苔が登場する最古の文献は、日本で最初の法律書である『大宝律令』(701年)とされています。残念ながら『大宝律令』は現存しませんが、それを改編したとされている『養老律令』(757年)に、朝廷への年貢(租税)の対象として「紫菜(ムラサキノリ)」の記載があります。
平安中期の律令の施行細則『延喜式』(927年)にも海苔は租税の対象として登場します。『延喜式』は朝廷の運営マニュアルにあたる書で、その中に、公式の宴会や、諸節句の食材として「紫菜」が汁物などに使われていた事も記されています。
平安中期に成立したとされている『うつほ物語』の中では「紫海苔」や「甘海苔」が贈り物として使われていた記述があり、当時の貴族社会で珍重されていたこともわかります。
鎌倉時代以降、中国から様々な食文化が到来し、海苔や海藻の貴族社会での地位は低くなったといわれています。そのかわり、精進料理や饗応の席など、仏教界や武家社会などで海苔は使われるようになりました。
全国漁連のり事業推進協議会HPより
なぜ妊婦さんやお子様におすすめなのか。
こんなに栄養が豊富なの?!海苔の栄養の8つの魅力★
●タンパク質
海苔の40パーセントはタンパク質!
妊娠中はつわりや赤ちゃんへの栄養が気になる期間。
その中でも海苔は色々な調理法があり、便利な食材です。
子供と一緒にも摂取出来、外出先に持っていくなど、かさばらない事も長所では?!
●ビタミンA
健康的で美しい髪は美容だけではなく、その人の清潔感や印象となります。
また、視力に関係しており、視力低下を防ぐと言われています。
●ビタミンC
喫煙やダイエット時に不足しがちなビタミンC。ビタミンCは熱に強く、焼き海苔などにも含まれています。
●ビタミンB1、B2
口内炎、肌荒れ、目の充血の症状を抑える役割をしており、
食べたものをエネルギーに変えてくれて、ストレスにも関わっている栄養素。
●カルシウム
ストレスにも関係してくるイライラ感や骨粗しょう症の予防に欠かせないカルシウム。
不足すると転んで骨折してしまったなどのケースも。
歯の栄養にも不可欠です。幼い頃から意識して、毎日適量取りたい栄養素ですね。
●魚に多いEPA
あじ・いわし・さばなどの青魚に多く含まれる栄養素。体内でほとんど作られることができない、必勝脂肪酸の1つです。
炎症を抑える、動脈硬化を抑制するなどの作用を持ちます。
「お魚が苦手」「つわりで魚の匂いが苦手」などの方は、海苔で栄養補給もあり。
●貧血予防に
女性に多い鉄不足による「鉄欠乏性貧血」
鉄というものは普通、食物から摂取するもの。食べ物を摂取後、主に十二指腸で吸収され、そのあと骨髄へ運ばれ、血液を構成する細胞成分の1つである赤血球の中の血色素(ヘモグロビン)をつくります。
こうしてつくられたヘモグロビンは、肺の中で酸素と結合する形で血液中に酸素を取り入れ、各組織へ運搬し、受け取った組織はエネルギー源になります。
妊娠中のママは子供の栄養を考え、出産後は体力維持に、お子様は成長の維持に欠かせない鉄分。
●食物繊維
海苔の三分の一は食物繊維!
アミノ酸も含まれているため、美肌にも。
妊娠中は便秘になる方が多いです、ご飯のお供に海苔を、なんてレシピはいかがですか。
●アミノ酸
旨味成分となり、活力源に。
※写真はネットからお借りしました。
そばなどにふりかけるのもあり!ですね。
日本で昔から愛されている海苔。
レシピに盛り込んでみてはいかがですか^^。