2/20.おはようございます。
皆様、体調いかがですか。
さて、前回昨日の内容(マスクの正しい付け方、外し方)に続き、感染予防に自分で出来る事をご紹介します。
今回は正しい手の洗い方、手洗いについてです。
まず、手はいつ手を洗うのか
日常生活では
●外出の帰宅時
●料理をする時
●トイレの後
•嘔吐物を処理したり接触した後
•赤ちゃんの嘔吐や下痢便を処理した後
•公衆トイレ使用後
•ゴミ出し
●家の掃除の時
などがあります。
手洗い前の注意事項
✅爪は短く切っていますか?
✅マニキュアは塗っていませんか?
✅時計や指輪をはずしていますか?
★手洗いの意義
●かぜ、ウイルスなどの病気の予防
•衛生的な環境を保つ
•汚染拡大防止(二次汚染防止)
•清潔な環境の向上
•ウイルス量を減らす
•ウイルス自体の生存性の低下
●正しい手の洗い方●
(水で目に見える汚れを落とす)
②手洗い石けん液を手に取る
③手のひら、指の腹面を洗う
④手の甲、指の背を洗う
⑤指の間、付け根を洗う
⑥親指、親指の付根を洗う
⑦指先を洗う
⑧手首を洗う
⑨流水ですすぐ
⑩ペーパータオルで水気を完全に拭き取る
※アルコール製剤を手に取る。爪下・爪周辺に直接かけた後、手指全体によくすり込む。
!洗い残しの多い場所!
指の間
親指の周り
手首
手のしわ
手指衛生の方法は目的に応じて「日常手洗い」、「衛生的手洗い」、「手術時手洗い」の3つに分類されます。
●日常手洗い
食事の前やトイレの使用後など日常生活で行う手洗いです
方法:石けんと流水
目的:汚れや有機物と一部の通過菌を除去します
●衛生的手洗い
主に医療従事者が医療行為や介護の前後に行う手洗いです
方法:速乾性アルコール製剤、石けんと流水、抗菌石けんと流水
目的:汚れと通過菌のすべてを除去します
●手術時手洗い
手術スタッフが手術前に消毒薬を使用して行う手洗いです
方法:①抗菌剤を含む石けんと流水、その後速乾性アルコール製剤
②石けんと流水、その後速乾性アルコール製剤
●速乾性アルコール製剤の種類と特徴
現在、速乾性アルコール製剤には液体タイプとジェルタイプなどがあります。
●液体タイプ
使用感 さっぱり
使用量 製剤によって異なるがワンプッシュが多く、15秒以上擦り込める量
手荒れ 手荒れに配慮した成分が配合されている
メリット 指先までまんべんなく噴射できる
噴射液が手の平からこぼれ、床を汚してしまうことがある
噴射の際、頭の位置が低い方や小児などのお子様が近くにいると目などにかかる恐れがある
●ジェルタイプ
使用感 しっとり
使用量 製剤によって異なるがワンプッシュが多く、15秒以上擦り込める量
手荒れ 手荒れに配慮した成分が配合されている
メリット 液だれしにくく床を汚しにくい
使用期間によって、製剤が入っているボトル内が固まってしまう事がある。
環境や目的で種類を選びましょう。
外出前後の正しい手洗い、ウイルス予防に実践していきましょう。